giabalanaipico
- 物販商品(自宅から発送)あんしんBOOTHパックで配送予定標準セット / Standard kit¥ 15,480
- 物販商品(自宅から発送)あんしんBOOTHパックで配送予定標準セット + マグネットタイプのUSBケーブル(先端部 microUSBx2)付き / Standard kit + Magnetic USB cable with two micro USB tips¥ 17,480
Chromatic Button Accordion を模擬した分割型 MIDI キーボードの 自作キーボードキットである giabalanai の姉妹品が登場しました。giabalanaipico は、giabalanai のサイズそのままに、頭脳部分を Pro Micro から Raspberry Pi Pico に変えたものになります。Raspberry Pi Pico 版は以下の違いがあります。 ・ IO数が増えたので、全キー独立しました。C-System 縛りの右手側はその縛りから解放され、B-System 配置やそれ以外の任意のキー割り当てが可能になりました。 ・ IOが増えたので、左側の最大10個、右側に最大7個のレジスタスイッチ(音色切り替え)機能を持たせることができるタクトスイッチを実装可能になりました(使用される場合は別途タクトスイッチが必要です)。従来ですと、ロータリーエンコーダ長押し中にレイヤーボタンを押す必要がありましたが、レジスタスイッチを使えば演奏中に各種設定変更がしやすいかもしれません。 ・ Raspberry Pi Pico のとにかくいいところはファームウェアのサイズ制約がほぼ無くなった点です。Pro Micro のFLASH メモリは32 kByte に対し、Raspberry Pi Pico は 2Mbyte。LED MATRIX の光らせ方も盛り込み放題です。 伴奏用の左手側に60ボタン(60ベース)、メロディー演奏用の右手側に62ボタン+ロータリーエンコーダ(システム音量調整、ミュート用)1個取り付け可能です。 LEDで押しているボタンのBacklightを光らせることも可能です(別途LED、ソフト変更必要)。 一応、レイヤーを換えることでQWERTY配列になるようになっています(オマケ)。 REMAP 対応ですので、簡単にキー配列の変更が可能です(左手用の和音はコーディングで実現しているため、REMAPでの変更はできません。和音部分に触れなければ、それ以外の箇所のキー配列の変更は問題なく実施可能です)。
同梱物
・ 基板x2 ・ ボトムプレート x2 ・ M2スペーサー x20 ・ M2ネジ x40 ・ クッションシール x10 ・ TRRSジャック x2 ・ リセットスイッチ x2 ・ ダイオード x140 (=左:鍵盤用60個+タクトスイッチ用10個、右: 鍵盤用62個、+ロータリーエンコーダー押しボタン用1個+タクトスイッチ用7個)
別途ご用意が必要なもの
・ Raspberry Pi Pico x2 ・ コンスルー 20 pin 2.5 mm x4 ・ Cherry MX互換スイッチ(5pinタイプ推奨) x122 ・ MX対応キーキャップ x122 ・ TRRSケーブル x1 ・ microUSBケーブル x1 (データ通信可能なもの。充電器の付属ケーブルは使えないものが多いので要注意です。) ・ はんだごて、ピンセット、ドライバーなど ・ PCかMac (ファームウェア書き込み用) ・ MIDI 機器を認識するソフトウェア (Win: Piano 10 等、Mac: GarageBand 等)
オプション
・ ロータリーエンコーダ(ノブ付き) x1 (システム音量調整用) ・ キーボードアクリルプレート(3pin タイプのキースイッチを使われる方用。キースイッチの位置決めにあるととても便利です。) https://shop.yushakobo.jp/products/keyboard_acrylic_plate?_pos=2&_sid=34581d91c&_ss=r&variant=39732118683809 左手側用のキーボードアクリルプレートはこちら。 https://shop.yushakobo.jp/products/keyboard_acrylic_plate?_pos=2&_sid=34581d91c&_ss=r&variant=39732120518817 ・ RGB LED SK6812mini-E x123 (押したキーを光らせる場合) ※ giabalanai では、 SK6812mini のみ対応でしたが、giabalanaipico では SK6812mini-E のみ対応しています。ご注意ください。 ・ タクトスイッチ 最大 17 個(レジスタスイッチ用。必要に応じて)
詳細説明・ビルドガイド
以下のリンク先をご覧ください。 https://github.com/3araht/giabalanaipico
注意点
・ TRRS ケーブルは絶対に活線挿抜しないようにしてください。TRRS ケーブル内の5 V線が通信線に触れると Raspberry Pi Pico のIO が破損します。左右の基板同士が通信できなくなり、左側キーボードの入力が効かなくなってしまいます。 ・ また、TRRSケーブルはしっかり奥まで刺すようにしてください。 ・ 片側だけで 幅x奥行き = 28 cm x 10.5 cm あります(左右同じサイズ)。ほぼ 60% キーボードと同じサイズです。演奏にはすこし幅の広い机のスペース(60 cm 以上)が必要です。 ・ はんだ付けが必要ですのでご注意ください。 ・ Kailhロープロファイルスイッチには対応しておりません。また、5pin タイプのCherry MX 互換キースイッチをお勧め致します。 ・ 2020/9 現在、QMK firmware の MIDI 機能において、複数ボタンで同じ音を鳴らしたときにその音に Sustain 効果が持続してしまうことがあります。予めご了承ください。 ⇨ 2020/9/18 直りました。が、最新ファームウェアのプラットフォームでは再び改悪しています。対処方法の詳細は上記ビルドガイドをご覧ください。 ・ 左右のキーボードを TRRS ケーブルで接続するのですが、 giabalanai (Pro Micro 版) と giabalanaipico (Raspberry Pi Pico 版) の混在(例:右手は giabalanai のキーボード、左手は giabalanaipico のキーボードを TRRS ケーブルで繋ぐこと)はお止めください。Pro Micro は 5 V, Raspberry Pi Pico は 3.3 V で動作しているのでシリアル信号線のレベルミスマッチが生じて壊す恐れがある & そもそもファームウェアが別物なので正常に動作しないと思います(壊したくないので試せてませんが)。 ・ 仕様は予告なく変更することがあります。